たった一言が人の心を傷つける。たった一言が人の心を温める。

平成30年5月の御聖訓

平成30年5月の御聖訓です。

わたし達は日々「言葉」を使って自分の気持ちを伝えたり、誰かの気持ちを受け取ったりしています。
わたし達の生活に必要不可欠なツールです。

しかし、言葉には厄介なところがあります。
「必ず発信者の意図が正確に伝わる訳ではない」という事です。
同じ言葉でも、タイミングや置かれている状況、聴く人の心持ちなどによって受け取られ方が180度変わってしまうことがあります。
自分の思った通りに相手が解釈してくれないことなど往々にしてあります。
ましてや、一度口から出てしまった言葉をもう一度自分の口に戻すことはできません。
「雄弁は銀、沈黙は金」と言うくらいですから、失敗するくらいなら黙っている方がいいんでしょう。

しかし、わたし達人間は字のごとく、人の間、人と人との繋がりの中で生きているものです。
言葉だけがコミュニケーションの方法ではありませんが、繋がり思いを交わすには、やはり言葉は大切なツールです。

ではどうすればいいのでしょうか。

答えは相手の気持ちや状況を思いやる気持ちを持って言葉を選び、そして使うことでしょう。

仏教には「対機説法」という言葉があります。
聴く側の状況に合わせて教えを説くことです。
お釈迦様は、多くの人々に法を説きましたが、毎回その人たちの状況に合わせ、理解しやすいようにお話しされました。

相手の気持ちや状況を想像して思いやる心を持つ。
これを心掛ければ、あなたの「たった一言」が誰かの心を温められるでしょう。

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