秘仏の御開帳①

昨日は、同じ地域にある隣のお寺さん(曹洞宗)のお祭りにご招待いただいたので出席してきました。

その秘仏ですが、なんと弘法大師空海が製作したものだそうで今年が33年に1度の開帳の年だそうでした。

数年前から、地域の大先輩方から「33年に1回の開帳がある」という話を聴いていたので、その度に「ぜひ参加したいので、その時は私にも是非声をかけてください」と言い続けていたところご招待をいただくことができました笑

秘仏自体も楽しみだったのですが、曹洞宗さんの法要を間近でみられることも楽しみでした。

当日になり、お寺さんへ伺うとわざわざ本堂の中までご案内していただき、席まで用意をしていただいていました。

境内や堂内には頭を綺麗に沿った禅僧さん達が大勢行き交い、改良服の左肩に袈裟をかけた私はアウェイな雰囲気を感じながら、そういう場に来たことを楽しんでしました。

席に着くと堂内に並べられた、たくさんの気の箱が気になりました。

私は「禅宗さんは正座じゃなくてこんなシンプルな気の箱に座るのか」と思いましたが、すぐにそれが間違いだと知ることになります。

というのも、この木箱の中には「大般若経600巻」が納められているのでした。

そうこうしていると、司会の方アナウンスが入りいよいよ開式のようです。

司会の方が、しっかりと時間をとって丁寧に今回の開帳に関する説明をしてくれたので、自分の宗派と違う部分を比較しながら興味深く聞いていました。

そして、禅僧さん達が入堂してきました。

最初に式衆さん達が入堂してきて、その後に数名の僧を引き連れて導師が入堂してきました。

入堂してきた禅僧さん達は、当然例の木箱に座ることはせず、それを前にして座りました。

そして、まず御開帳の儀式が行われました。

ここでも、1つ1つの所作や項目について、司会の方が都度説明を入れていました。

それよりも何よりも私が気になったのは、禅僧の皆さんが五体投地するときに手品のごとくどこからか座具を取り出したことでした。

私は心の中で叫びました。

「えぇ!いつの間にどこから出したの?」

「ちゃんと見たいからもう一回やってもらえませんかー!」

しかし、当然そんなことは表情にも出すことはできません。

すぐに誰かに確認したい思いに必死に蓋をしながら、見慣れない法要を興味深くみていました。

そして、秘仏の開帳がされると「大般若経転読」が始まるとのことでした。

何を隠そう私「大般若経転読」を目の当たりにするのはこれが初めて。

ドキドキしながらその時を迎えました。

そして、始まると皆さんが経本を取り出し、大きな声とともに、両手に掴んでと上から下に経本をバラバラバラとやりながら、終わった経本を件の木箱に大きな音で叩きつけていきました。

一度に10名以上の方がそれをやるので、堂内には大きな声と経本を叩きつける音が響き渡りました。

「ウチの宗派でこんなに御経本パラパラやったり、強く叩きつけたりしたらめちゃくちゃ怒られちゃうよなぁ」

と思いながら見ていました。

この転読中がお焼香の時間だったのですが、お堂に収まりきらない多くの方がお参りに来ており、お年寄りから生まれて数ヶ月の赤ちゃんまで100人をゆうに超える人がお焼香をしました。

 

ちょっと長くなりそうなので、続きは次回。

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