秘仏の御開帳②
つづき
私の目の前には次から次へとお焼香の方が並んでおり、その行列の隙間から覗き込むように大般若経転読を見ていました。
正直、写真を撮りたかったんですが雰囲気的に、スマホとり出して写真を撮れる感じじゃなかったので断念。
隣には代議士先生座っているし、アウェイ感もあり、やたら緊張してましたね私。笑
写真は法要が始まる前に撮ったものが数枚ある程度です。
転読が終わるとほぼ同時に焼香の列も途切れて間も無く閉式の雰囲気が漂ってきました。
ここで気になるのは…
そう。
座具を何処に仕舞うかです。
息を飲んで注意深く見ていると、みなさん手早く畳んで衣の下の前腕に掛けていました。
「そこか!」
と思いましたね。
日蓮宗では、衣の上から腕に掛けるので持っている様子が分かりやすいのですが、曹洞宗さんだと衣の下に持つんですね。
気になっていたことがすっきりして、満足しました!
絵や写真が無いとなんのこっちゃ分からないですよね。
すみません(^_^;)
それにしても、今回初めて他宗さんのちゃんとした法要をじっくり観させていただいたのですが、自分の宗派と比較しながら観ることができたのでとても面白かったですね。
色々な宗派の法要も観てみたいと思いました。
その後は、境内で祝宴。
消防団の仲間が座っていた席があったのでそこに混ざって談笑。
子どもからお年寄りまで、ウチの檀家さんも含めて地域のたくさんの方がお参りに来ていてとてもいい雰囲気でした。
次の御開帳の時には私は70歳。
またお参りできるかな…。