子どもたちと公園に行った話
今日は、仕事と仕事の合間に2時間くらい時間ができたので長女と長男を連れて公園へ行ってきた。
週末なのに僕が全然家にいられないし、妻はどうしても生まれたばかりの次男にかかりきりになってしまうので、子どもたちもフラストレーションが溜まっていたので、あまり長居はできないけれど行ってきました。
よく晴れていて、公園で遊ぶにはもってこいの陽気だった。
子どもたちは、公園に着くと同時に遊具の方へ走り遊びだした。
陽当たりのいいベンチに腰掛けてその様子を眺めていた。
「子どもを連れて公園へ遊びに来たのっていつ振りだろう」
ふと、頭によぎった。
正直、いつだったか思い出せない。
1年やそこらでは無いのは間違いない。
そんな事を考えている僕の視界の端っこでは、こなれた感じで子どもと遊ぶお父さんの姿があった。
そもそも僕は、子どもを公園に連れてきた事だって指折り数えられるくらいしかない。
子どもたちはキラキラした笑顔で所狭しと公園を駆け回り遊具から遊具へ飛び移っていく。
子どもたちに呼ばれて駆け寄ると
「一緒にブランコに乗ろう」と言われた。
ブランコに向かって駆け出した2人の後をトボトボ歩いて追う。
長女は座って上手にブランコを漕いでいた。
長男はまどイマイチ要領が掴めていないようだった。
「ブランコは人気だから学校だとあまり乗れないけど、ここ空いてるからいいね!」
と長女が笑顔で言う。
そうか、ブランコは学校でそんなに人気なのか。
知らなかったよ。
ひとしきりブランコに乗ると隣を流れる川へ遊びに行った。
川にある石から石へ飛び移って遊んだ。
ビビりだと思っていた長男が、怖がらずにどんどん川の中へ飛んでいく。
そんな事が出来るようになっていたのか。
知らなかったよ。
キラキラ輝く川面の上をキラキラした笑顔で子どもたちが遊んでいた。
その光景があまりに綺麗で平和でしばらく立ち尽くしていた。
そうこうしている間にあっという間にタイムリミット。
子どもたちはまだまだ物足りなさそうだけど仕方がない。
アディショナルタイムにもう一度ブランコに乗った。
今度は僕もブランコに乗った。
乗りながら気づいたんだけど、僕と長女のブランコの漕ぎ方が違うみたいだ。
僕は前に行くときに漕ぐけれど、長女は後ろに行くときに漕いでいるらしい。
なにそれ。
そんなやり方お父さんは知らないぞ。
帰りにコンビニに寄って、長女はドラえもんの飴を買って、長男はお店の人に声を掛けてレジの後ろからなんかカードを出してもらってそれを買った。
長男は店員さんにアレコレ話しかけて質問して選んでいた。
人見知りなのに、自分の好きなものに関する時には、物怖じせずハキハキする姿がたまらなく愛おしく感じた。
そして、みんなで食べようと買ったイチゴ味のフリスクみたいなヤツを口に放り込んで3人一緒に車に乗り込み家へ帰った。
たかだか2時間くらいの間だったけど、とても濃い時間だった。
ライフスタイル考え直そう。