ローカルベンチャー

昨日は梅雨の中休みで久しぶりの晴天でしたが、今日からまた梅雨模様ですね。

私の住んでいる南アルプス市では桃が旬の時期なのですが、この天気で今年はかなり厳しい状況のようです。

 

そんな中、私はせっせと積読消化ということでかれこれ1年くらい積んでおいた⬇︎を読んでいました。

 

 

岡山県の西粟倉村という人口約1,500人くらいの村でのローカルなベンチャーの立ち上げやノウハウや取り組むためのマインドセットなどなどについて書かれています。

 

小さな経済圏を作り、その中で一つ一つの点のような事業をつなぎ合わせていくことで、循環型のサステイナブルな地域を作っていくという、今の時代に求められている田舎のあり方のお手本のような取り組みについて知ることができます。

 

「過疎だから無理」「地方だからできない」とかそういった固定観念を打ち崩すことを理念として、地域を舞台にチャレンジする人を支え、サポートし、育てていくということについて、懐を深く取り組んでいる姿には感銘を受けました。
また、村という小さな範囲だからこそできる部分もあるのかなと思いました。

 

ローカルベンチャーに取り組む団体、人、それを後ろから支える自治体職員など、複数の事例と人が紹介される中で、自分の身の回りにもチャンスがあるのかもしれないと思わされて心が踊る気分でした。
(もちろん、私は住職ですから起業はまずしないと思いますが)

 

大量生産大量消費の時代は終わりを告げて、一つ一つのモノに自分がそれを使う・選ぶ理由(物語)が必要な時代になってきているのだと思います。
大規模な工場で分業で効率化が徹底されていた物作りの手法から、生産管理を原材料の調達から消費者の手元に届くまでの物語を紡いでいく。
そういったモノを使う、手元に置くことで生まれる「つながり」が、モノ自体の使用価値に上乗せされた付加価値となる。いってみれば「モノ」はそれ自体の使用価値に加えてある種の「参加チケット」的な価値あるのかもしれません。

 

また、縦割りになっていた分断されていた、様々なジャンルやセグメントを小さな範囲で相互補完的な役割の中で境界を曖昧にしていくことで新たな価値を想像することができるというような事例も、なるほどなと思わされました。

 

その他、チームビルディングやマネジメントまでローカルベンチャーにかかる多岐にわたる話題が盛り込まれており、最初から最後まで一気読みしてしまいました。

 

等比級数的に変化のスピードが上がっている現代において、限られた地域での密度の濃い実践は理にかなったものなのかなと思わされました。

 

この西粟倉村ですが2017年に人口が増加に転じたとのこと。

この村が特別ではなく、他の田舎の地域にもチャンスがあるということをこれから色々な地域で証明されるといいなと思います。

 

翻って、私の住む街にはどのような可能性があるのか。

そんなことを探ってみたいと思わず考えてしまい、思わず外に出かけたくなるそんな気持ちにさせられました。

 

あと、仏教関係書とそれ以外を交互に読んでいこうと思いました。

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